ゲートタワースワン歯科・矯正歯科からの回答
インプラントの治療費が高いと思われている方も多くいらっしゃるでしょう。事実として入れ歯やブリッジなど、失った歯の機能を補うほかの治療法よりも、費用がかかることがほとんどです。しかし、インプラント治療には費用がかかるなりの理由とメリットがあります。
インプラントが高額になる理由
インプラントには一部の条件を除いて健康保険が適用されず、自由診療で治療を進めることになります。そのため、治療費の全額負担が必要になり、比較的高額な費用が発生してしまうのです。インプラントは外科手術を行わなくてはならず、治療にも時間がかかってしまいます。
インプラント治療のメリット
まず、本物の歯と遜色ない審美性の高さ、そして、天然歯とほぼ同等（約90％）の噛む力を得られる点が魅力です。そして、ケアを怠らずよい口腔内環境を保つことで、この先何十年も使い続けることが可能です。
基本治療料
インプラントの治療費は自由診療のため、歯科医院ごとに異なります。ゲートタワースワン歯科でのインプラントの基本治療料は以下の通りです。あくまでも一例であり、上記の合計金額は変動する場合があります。
| CT撮影 | 11,000円 | |
|---|---|---|
| 精密検査（CT画像診断） | 22,000～44,000円 | |
| 一次処置 | 手術・インプラント料 | 165,000円～220,000円 |
| 二次処置 | 手術・アバットメント（土台）料 | 110,000円～132,000円 |
| 人工歯（使用する素材により料金が異なります） | 143,000円～165,000円 | |
※費用は税込価格です。
少しでも医療費を抑えるためにできること
上記の価格帯を見て、「治療費を捻出するのが難しい……」と思われた方が多いかもしれません。確かに、インプラント治療はごく一部の症例に対しては保険適用できる場合がありますが、大半は自由診療となり、決して安価ではない費用がかかります。しかし、簡単にインプラントを諦めてしまう必要はありません。医療費控除やデンタルローンを活用して、インプラント治療への負担を軽減・分散する取り組みをご紹介します。
医療費控除
医療費控除とは、年間の医療費の合計金額が10万円を超えた際に、最大で200万円の医療費控除が受けられる制度です。つまり、支払った医療費を税務署で確定申告することで、治療費の一部が戻ってくるという仕組みです。これにより、治療費の一部の還元を受けられます。
デンタルローン
デンタルローンとは、金融機関などから歯科治療にかかる費用を借り入れるもので、契約内容にもよりますが、期間内に分割して納めていく支払い方法です。利用には審査があり、分割支払いのため金利が発生してしまいますが、一度に多くの金額を支払えない場合におすすめできます。
また、当院ではクレジットカード払いにも対応しており、必要に応じて分割払いができるなど、普段の買い物と同じようにご利用いただけます。
インプラント治療では歯科医院選びが非常に重要
世間ではインプラントに関するトラブルが少なからず起こっていることは事実です。その原因は、十分な医療設備と衛生管理がされていないまま、インプラント治療を行ったためだといわれています。また、担当のドクターの経験不足による面も否定できません。とくに、歯周病が完治していない状態でインプラント治療を行ったり、手術後のメンテナンスを怠ったりした場合は、歯周病に似た症状の「インプラント周囲炎」になる危険性があります。
インプラント周囲炎は非常に進行が早く、感染すると埋め込まれたインプラントの人工歯根部分がグラグラと動揺し、抜け落ちてしまう場合があるのです。せっかく高額な費用と外科手術によって手に入れたインプラントを失わないためにも、日頃のセルフケアだけでなく、信頼できる歯科医院で定期的に検診を受けるようにしておきましょう。
ゲートタワースワン歯科・矯正歯科 院長より
インプラントを10年以上にわたって長く使い続けるには、手術後の適切なケアが不可欠です。術後のメンテナンスを定期的に行い、インプラントを支えている顎の骨などの歯周組織を適切に管理していく必要があります。そのため、当院では初期のカウンセリングから口腔内検査、ブラッシング指導などにより、インプラントを長持ちさせるためのアドバイス・サポートを行っています。また、口腔内やインプラントのクリーニングも実施しており、これらのアフターケアも含め、万全の治療体制を整えています。